本記事は「ポストコーヒー 口コミ」の評判・レビュー・デメリットを網羅。コーヒー好きも“まずい”と感じる点や体験談までリアルに深掘る。日常を豊かにするヒントとして、選択の参考に。
ポストコーヒーとは?話題のサービス概要と特徴を解説
ポストコーヒーは自宅に合わせたコーヒーが届く定期便サービス
Post Coffee(以下「ポストコーヒー」)とは、月ごとに自宅へコーヒー豆がポストインされる定期便。豆の個性も、焙煎のニュアンスも、すべてテイスティング。好みやライフスタイルにパーソナライズする点が、大手とは一線を画す。
加えて、独自の「コーヒー診断」が特徴的。10の設問に答えることで、約30万通りの組み合わせから、いまの気分や生活スタイルにふさわしい3種がセレクトされる。
1,980円(送料込み)のプランでは、月1回または2週に1回、異なるロースターによるスペシャルティコーヒー豆(各75g, 計225g)が、焙煎後7日以内に届く。新鮮なアロマがまず、封を切ると部屋の奥にまで届くだろう。
挽き具合を選べる点も幅広い層に優しい仕様。ハンドミルが手元になくても、ペーパーフィルター用の挽きや、カフェプレス、エスプレッソ向けまで多様に対応してくれる。
豊富な種類と自分好みを見つける独自システムが魅力
登録時のテイスト診断に始まり、ラインナップは約30種(2024年6月時点)からピックアップ、個人の“いま”の気分に合わせてセレクトされる。選択はAIと人の手、両輪でなされる。

筆者の好みはこちら
この診断・セレクトサイクルに加え、飲み終えた後の評価(フィードバック)や「リクエスト」機能も用意されていて、実際の飲用体験が次回のお届けにも反映されていく。まるで自宅のキッチンにパーソナルバリスタが佇む感覚だ。
公式サイトや広告だけではわからない利用の流れと費用感
初回注文から配送、変更・解約まで全てスマホで完結。コーヒー3種・225gで月額1,980円〜。配送ペースや豆の種類も柔軟にコントロールできる。キャンセルもワンタッチ。

マイページで柔軟にカスタマイズ可能
なお、公式サイト限定販売という点も知っておきたいポイント。Amazonや量販店で気軽に買うことはできず、全て正規サイト経由。支払い方法もApple PayやGoogle Pay、クレジットカードなど、日常的なキャッシュレスにしっかり対応している。
デカフェ(カフェインレス)オーダーも追加料金なし。生活リズムや体調に合わせて無理なく組み込めることも、痒いところに手が届く仕様だ。
ポストコーヒーの良い口コミ・評判まとめ
初心者でも手軽に本格的なコーヒーが楽しめると高評価
「家ですぐ飲めるのに、喫茶店の余韻」との声がSNSに多い。難しい器具や淹れ方の体験ハードルも無い。自宅で作るコーヒーの温度が、ほんの少し上がる。
さらに、豆は鮮度にもこだわって焙煎後7日以内で届けられる。封を切った瞬間の立ち上る香りが、「コーヒーの記憶」を呼び覚ますとの体験談も印象的だ。
【主な高評価口コミ】
- 毎月違う豆で飽きない
- 専門店のような香りが家に広がる
- パーソナライズが新鮮(出典:みん評/インスタ利用者レビュー)
- 豆の挽き方を選べるため、器具を持たなくても安心できる
- 初心者でも同梱のガイドや初回のドリッパーでスムーズに始められる
味のバリエーション・パーソナライズの質に満足との声
“フローラル”“スパイシー”“ナッツ”を巡る味わいの浮遊感。個性ある豆を厳選、鑑定士監修で品質管理。自身の好みも思いがけず広がる体験だ。
加えて、デカフェ(カフェインレス)の選択肢も無料で用意されており、夜や体調に合わせてチョイスするユーザーも増えている。
「評価」や「リクエスト」を次回に反映できる点も、体験の深みを支える。
利用者のリピート意欲や全体的な満足度も高め
リピート率は高い傾向(実際、SNS上の継続根拠レビューが目立つ)。つい人に語りたくなる体験。忙しい朝が少しだけ、静かな贅沢に変わる。
また、1杯あたりの価格は90〜130円ほど。スーパーや量販店と比べて贅沢だが、スペシャルティとロースターごとの個性、香りや鮮度を考慮すれば、その余韻の長さでコストパフォーマンスを測りたくなる。
ポストコーヒーのデメリット・悪い評判は?「まずい」口コミの実態
「まずい」と感じる理由は人によって異なる
「まずい」と評される理由で多いのは焙煎度。浅煎りの酸味が苦手なユーザー、逆に深煎り・苦味重視派からの不満も。「味の好み」に依存しやすいサービス特性が背景に。
【考えうる要因リスト】
- 想像と違う焙煎・風味
- 好みが登録時に正しく伝わらなかった
- 適切な淹れ方への慣れ不足
(出典:LIMIA/みん評)
味については高評価が多い一方で、「酸味が強すぎる豆にあたった」という声や、「風味の冒険を求めていたら、予想より穏やかなコーヒーが届いた」といったリアルな戸惑いも点在する。
価格や量、配送ペースに不満の声も
「月に3種150gは足りない」との声や、「豆が割高」との指摘も。豆の質には満足しつつ、コスパや使い勝手を重視する層には注意点になる。初学者には少量が利点だが、飲み慣れたヘビーユーザーは物足りなさを抱えやすい。
また、「豆の指定がピンポイントでできない(リクエストは出せるが確実ではない)」という注文も散見される。おまかせや提案を楽しむ余白と、望むものをダイレクトに選びたい気持ちが、天秤にかけられる瞬間だ。
【主なデメリット】
- 価格はスーパーより明らかに高め
- 配送タイミングが合わない場合も
- 好み判定の精度は人によって評価が分かれる
- 豆の量がやや少なく感じる場合も(75g×3種・225gが標準。増量オプションあり)
- 公式サイトでしか買えない(Amazon等では購入不可)
デメリットを知ったうえで検討したいポイント
こだわり派や“量を飲みたい派”は、注文量の調整や風味リクエストを活用。そのうえで自分のライフスタイルと照らすこと。コスト優先なら他のサブスク・専門店も候補。
とはいえ、スキップ・休止・解約はすべてマイページからワンタッチ、縛りなし。コーヒーが余った月は配送を止めたり、逆にまとめ買い・増量も自在。柔軟性は高く設計されている。
実際の体験談・レビュー:注文から到着、飲み比べの流れ
サイトでの注文から好みに合わせたコーヒー選定まで
ポストコーヒーのコーヒー診断はチュートリアル感覚の設問から始まる。味覚傾向(酸味・苦味・ボディ感)・飲用シーンを選ぶと、数分でおすすめの3種が提示される。指先で旅する、カフェの棚めぐり。
この診断プロセスは10問構成。たとえば「ミルクや砂糖を入れるか?」「休日の朝と平日の使い分けは?」という些細な日常も設問に反映され、自分の“今”に寄り添った提案力がある。
到着時の梱包・内容物、パッケージの印象
ポスト投函サイズの箱。ビニール袋に詰められた豆、味の特徴カード、淹れ方の小冊子。無駄のない同梱物に、パッケージデザインもミニマルで洗練されている。
【到着パッケージ内容リスト】
- コーヒー豆(3種・各75g)
- テイスティングカード
- 淹れ方ガイド
- ステッカー/クーポン
飲み比べ体験のリアルな感想と味の傾向
実際の飲み心地。フルーティな香りが朝をふわりとつつむもの、ナッツ系の“輪郭のある苦味”。複数の味を並べて楽しめることで、自分基準の「おいしい」が静かに更新されていく。
個人的には酸味の際立つタイプが一杯目におすすめだが、「評価」や「フィードバック」が次の便にも生かされていく、循環する微細な変化も興味深い。
コーヒーの香り・風味は豆の産地や品種、製法やロースターによって様々に変化することがありありと感じられる。
ただ淹れて飲むだけだったコーヒーが、世界をビビッドにする存在になった瞬間。それをポストコーヒーが届けてくれた。
ポストコーヒーはどんな人におすすめ?合う人・合わない人
コーヒー初心者~こだわり派まで幅広い層に支持
「コーヒーは好きだが、詳しくはない」人にも、「自宅でもプロの風味を追求したい」派にも、適合性は予想以上に高い。ひとパックで終わらない、出会いのバリエーション。
豆の挽き具合を選べる自由、デカフェオーダーの柔軟性も家族や友人とのシェアや、日々の気分転換にうまく寄り添う。
「マイペースで楽しみたい人」には特におすすめ
押しつけがましくなく、選択も自由度が高い。自分のペースで“未知の味”に触れられる嬉しさ。余った時はスキップ、忙しい月もキャンセルひとつで煩わしさが少ない。
商品ごとに評価・リクエストを送れるので、徐々に理想の一杯へと近づいていく実感もある。探究心とゆとりの狭間に心地よく身を委ねる人に、よく似合う。
デメリットを許容できるかが申込み判断の分かれ目
価格にシビアな人、量を求める人は要注意。「体験」や「発見」に価値を感じる人におすすめしやすい。自分の嗜好と生活リズムが交差するかをイメージしたい。
絶対に自分で豆銘柄を指定したい人、あるいは「コーヒーはコスパ最優先」「在庫を抱えてでもお得がいい」タイプには、ややミスマッチかもしれない。
まとめ:口コミ・評判からわかるポストコーヒーの賢い活用法
最新の口コミやレビューを通し、ポストコーヒーは「自分記憶のなかのコーヒー」を更新する装置のような存在だと気づく。万人受けはしないが、日々のなかにちいさな“冒険”や“発見”を求めるなら、その道中に寄り添うサービスに仕上がっている。
しばし心に余裕が欲しい朝や、未知の風味に触れてみたい夕暮れどきに、試してみるのも一興。まずは体験談・悪い評判も含めて、自分の価値基準ではかり、必要なら一度手にしてみる。ポストコーヒーで、新たなコーヒー時間の扉をそっと開いてみてほしい。
尚、ポストコーヒーの定期便についてはこちらでも詳しく解説した。
