クラフトビール

NINJA BEER、伝統を装い革新と共に世界を魅了する理由とは

ビールが変わるとき、それは文化が動くとき。2025年6月、日本ビール株式会社が放つ新たな一手「NINJA BEER」は、スタイルや味わいだけではなく、“日本らしさ”に革新のエッジを添えた。伝統の醸造技術と現代的な美意識が交錯するこのプレミアムクラフトビールは、果たしてどんな物語を秘めているのか──。その全貌に迫ってみたい。

世界が注目、NINJA BEERの本質にある思想


「伝統×革新」──アイキャッチな言葉に留まらず、NINJA BEERは“日本的美意識”そのものを内包するブランドである。モチーフに忍者を据えた視覚的世界観はクールに見えて奥深く、味わいからも日本の細やかな感性が垣間見える。

クラフトビールの奥深い世界で独自性を確立するために、日本ビール株式会社が掲げたのが「伝統を超えて、世界を魅了する」というタグライン。ここに、日本発のクラフトビールが持つ可能性が凝縮されている。

さらに開発にあたっては、日本酒や和食文化の要素もインスピレーション源とされており、フレーバー設計や使用する原料の吟味においても“和”を意識したアプローチが随所に見られる。単なるクラフトビールの枠を超え、飲む体験そのものを“日本的体験”へと昇華させているのだ。

5種の個性が語る、NINJAの流派たち

NINJA BEERのラインナップは、色・香り・味すべてにおいて五感を挑発する。同ブランド初の5スタイルは以下の通り。

魅惑のフレーバーラインナップ


NINJA RED ALE(神秘×朱玉)
レッドエール/5.5%/新潟県
深く芳醇なコク。美しいルビー色とロースト香が余韻を引き立てる。

NINJA WHITE(濃熟×辛口)
ホワイトビール/5.0%/岩手県
奥羽山脈の雪解け水使用。ベルジャンホワイトらしいスパイシーなキレとアロマ。

NINJA LEMON(果汁×爆発)
カクテルビール/4.0%/新潟県
シチリア産レモン果汁の鮮烈な酸味とモルトの甘みが絶妙なバランス。

NINJA ORGANIC(伝統×継承)
オーガニックピルスナー/5.0%/新潟県
有機麦芽とホップ100%。純度にこだわった透明感あるキレ。

NINJA IPA(三倍×衝撃)
セッションIPA/4.5%/静岡県
シトラスとフローラルが重なる3種のアロマホップが鮮やかに香る。

これらは国内各地にある提携ブリュワリーとの共同開発によって生み出されており、それぞれの地域性や醸造所の得意分野が反映されている点にも注目したい。

スタイル別解説:ホワイトビール、IPA、ピルスナーとは?


クラフトビール初心者にもフレンドリーな構成となっているNINJA BEERの各スタイルには、違うルールと哲学がある。

ホワイトビール(NINJA WHITE)

ベルジアンホワイトは小麦麦芽とコリアンダーシード、オレンジピールなどを使った柔らかい酸味とスパイス感が特徴。軽やかながら、華やかで奥深いフレーバーが魅力。

IPA(NINJA IPA)

IPA=インディア・ペール・エールは、ホップの苦味と香りで知られるスタイル。NINJA IPAは“セッションIPA”という低アルコールでも香り高いタイプ。

ピルスナー(NINJA ORGANIC)

もっとも一般的なラガービールタイプであるピルスナーは、クリアな喉ごしとほのかなホップの苦味が特徴。NINJA ORGANICはその中でもオーガニック仕様で、よりピュアな味わいに仕上がっている。

キャンペーン情報と公式購入方法


新発売を記念して、2025年6月2日〜8月31日まで、NINJA BEERのオフィシャルサイトで「グラス付きギフトボックス」や「6缶セット」を購入した場合、送料無料で届けられるキャンペーンを実施中。

  • グラス付きギフトボックス:3,278円(税込)
  • 6缶セット(全フレーバーアソート):2,838円(税込)

購入はこちら
https://beerhouse.co.jp

ブランド情報はこちらもどうぞ
https://www.ninja-beer.jp

どこで買える?全国への広がり


NINJA BEERは以下の販売チャネルで取り扱い中。

  • 全国スーパーマーケット
  • コンビニエンスストア
  • ドラッグストア
  • 酒販店
  • 公式オンラインショップ
    https://beerhouse.co.jp

都市でも地方でも同じ品質で手に取れる設計。さらに、ギフトとしても映えるパッケージで手土産ニーズにもジャストフィット。

オンラインでは、飲食店向けの卸販売にも対応しており、レストランやバーなどでの展開も徐々に広まりをみせている。

ブランドの背景:日本ビール株式会社とは


クラフトビールシーンで長きにわたり輸入と製造を手がけてきた、日本ビール株式会社(1979年設立)。世界初のオーガニック缶ビールの製造を手がけた歴史と確かなノウハウを背景に、「NINJA BEER」へと進化させた。

本社は東京都目黒区に拠点を構え、取り扱い製品のセンスにも定評がある。NINJA BEERもまた、グローバル市場への挑戦であるといえる。

これまでに、ドイツやベルギー、アメリカなど、世界30か国以上から特徴的なビールを発掘・輸入してきた実績を誇り、国内外の醸造文化を深く理解する姿勢は業界内でも高く評価されている。さらに、坂本龍馬ビールや渋沢栄一ビールなど、日本の歴史や文化をモチーフにしたオリジナル商品開発にも積極的だ。

忍びのビールに、五感を授けて

味覚の豊かさだけでなく、文化の深みや遊び心にもアクセスできるNINJA BEER。どの銘柄にも、日本の“技”と“美”が明確に宿っている。夜を彩る一本として、感度高き人の食卓にきっとフィットするだろう。あとは、静かに栓を抜くだけ。忍者のように、静かに、深く。”

この記事を書いた人

J.S.A Wine Expert / Sake Diploma。酒の香りにとことん弱い。都市とローカルを往復しながら、その土地の一杯に耳をすませている。これまでに開催したワイン会・日本酒会では、のべ5000人以上に酒を注いできた。抹茶の世界にも、静かに足を踏み入れはじめたところ。飲んだ先に広がる世界を求めて、今日も一杯、のち一文。

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