横浜の空に浮かぶようにそびえるウェスティンホテル。その23階に、オーストラリア発の名門ワイナリー「ペンフォールズ」が期間限定のワインルームを開く。泡が弾け、香りが立ちのぼるこの空間には、ただのラグジュアリーを超えた物語がある。ペンフォールズの今、そしてウェスティンホテル横浜の未来が、交差する。
ウェスティンホテル横浜が迎える、記念すべき3年目の試み
2022年に横浜・みなとみらいに誕生したウェスティンホテル横浜。開業3周年となる2025年6月13日から、レストラン「アイアン・ベイ」内に期間限定の『ペンフォールズ・ワインルーム』がオープンする。
期間は9月30日まで。ランチとディナータイムにあわせて営業し、ゆったりとしたひとときが約束されている。都会の喧騒から離れた、23階からの眺望と共に楽しむワインはまさに別格だ。
世界が愛するペンフォールズ、泡と赤の競演
『ペンフォールズ・ワインルーム』で主役を張るのは、2025年3月に登場した新作「キュヴェ ブリュット シャンパーニュ」。ペルノ・リカールグループ傘下で進化を続けるこのブランドが、フランスで生んだ泡の芸術。
その他にも「マックス カベルネ・ソーヴィニヨン」や「BIN 8 シラーズ・カベルネ」「マックス シャルドネ」「BIN 51 リースリング」など、同ブランドを代表するワインが揃う。
Penfoldsとは何者か?
1844年創業、オーストラリアを代表するワイナリー、ペンフォールズ。伝統と革新、そして芸術と科学を融合させた“Blend”哲学で世界中のワインラバーを魅了してきた。2024年には180周年を迎えたばかり。
彼らのスタイルは「ハウスブレンド」。畑やヴィンテージが異なる複数のワインを大胆にブレンドし、ペンフォールズならではの一貫した味わいを実現する。このテクニックが、彼らを唯一無二の存在たらしめている。
ペアリングメニューで味覚に旅をさせる
シャンパーニュやワインに合わせるのは、「アイアン・ベイ」のシェフが仕立てた珠玉のアペタイザーたち。素材の個性を引き立てつつ、ワインの魅力を際立たせる一皿一皿に出会えるはず。
提供されるメニュー一覧
ワインラインナップ:
- ペンフォールズ キュヴェ ブリュット シャンパーニュ
- マックス カベルネ・ソーヴィニヨン
- BIN 8 シラーズ・カベルネ
- マックス シャルドネ
- BIN 51 イーデン・ヴァレー リースリング
ペアリングメニュー例:
- スペイン産ハモンセラーノとグリッシーニ
- チーズのセレクションと季節のフルーツチャツネ
- ハイビスカス風味のサーモンマリネ
- 柚子胡椒香るグリーンオリーブとセミドライトマト
- スモークサーディン レモン&パセリ
2夜限りのスペシャルイベントも見逃せない
期間限定の開催にあわせ、注目すべきスペシャルイベントが2つ用意されている。一つはオープニングナイト、もう一つはブランドアンバサダーを迎えたテイスティング。
カクテルパーティ(6月13日開催)
- 日時:2025年6月13日(金)18:00~20:00
- 内容:赤・白ワインのフリーフロー、5種のフィンガーフード、シャンパーニュのウェルカムドリンク
- 料金:3,330円(税・サービス込)
- 定員:40名
- 予約:こちらから
テイスティングナイト with ジョシュア・イム(6月18日開催)
- 日時:2025年6月18日(水)18:00~19:30
- 出演:ジョシュア・イム(ペンフォールズ ブランドアンバサダー)
- 内容:提供ワイン全種とフィンガーフードのペアリング
- 料金:7,000円(税・サービス込)
- 定員:20名
- 予約:こちらから
アイアン・ベイという舞台——横浜の空を飲み干す
『ペンフォールズ・ワインルーム』の舞台となる「アイアン・ベイ」は、鉄と炎の意匠をテーマにしたグリルレストラン。その名の通り、どこか無骨でモダンな空間に、横浜の海と空の気配が交差する。
テイスティングルームという機能を超え、この空間に一歩足を踏み入れること自体が「五感のラグジュアリー」体験になっている。昼も夜も、それぞれ違った表情で五感を包む。
場所:ウェスティンホテル横浜 23階【公式サイトはこちら】
開催期間:2025年6月13日(金)~9月30日(火)
営業時間:ランチ 12:00~15:00(L.O.14:30)/ディナー 17:30~22:00(L.O.21:30)
予約:Tel 045-577-0870(10:00~19:00)|オンライン予約はこちら
伝統が交差する地点で体感する一杯
ワインは熟成だけではなく、出会いでも育つ。その出会いが、今、横浜で起きている。ペンフォールズとウェスティンホテル横浜、異なる伝統が交差点で重なり合うこの夏。泡のように軽やかに、赤のように濃密に、自身の感性を揺さぶる一杯に出会ってほしい。覚えておきたい限定のワインルームは、きっと誰かの「初めての記憶」になる。