抹茶・日本茶

NEKOHAMAを体験。抹茶を巡る新しい午後を「be my flora kitchen」で

グラス一杯の抹茶が、こんなにも洗練された体験になるとは——。東京・表参道の「be my flora kitchen」が、LA発オーガニック抹茶ブランド「NEKOHAMA」と仕掛けたコラボは、ただの“スイーツタイム”を逸脱する。素材、製法、ストーリー、そのすべてが美しく交差する一杯を、この初夏、自分のものにしてみてほしい。

LAと表参道、抹茶が結ぶ異文化スイーツ対話


2025年5月30日から始まるこのコラボレーションでは、NEKOHAMAの最高級グレード「A1 Organic Ceremonial Grade Matcha」を使用した2種のギルトフリースイーツが楽しめる。どちらもbe my flora kitchenの“6つのフリー”をベースに設計されており、白砂糖・小麦・保存料などを一切含まない。

コラボメニューは、米粉フレンチトーストとパンナコッタ。素材そのものが主役になるよう、抹茶本来の香りと甘さが生かされている。

米粉×抹茶クリーム、異素材のマリアージュに驚く


フレンチトーストは国産米粉で焼き上げ、ふんわりとしながらもしっとりもっちり。NEKOHAMAの抹茶とてんさい糖を使った濃厚クリーム、無添加バニラアイス、有機あずきのあんことのコンビネーションが絶妙。

「和」と「洋」が偏ることなく調和し、後口まで驚くほど軽やか。ドリンク付きで1,760円(税込)、ドリンクとのペアリングも秀逸なので注目。

とろけるパンナコッタにNEKOHAMAの風味が重なる余韻


もう一つのメニュー、パンナコッタはNEKOHAMAの抹茶が真に生きる繊細な一品。九州の有機農場から届く抹茶がてんさい糖と混ざり、まろやかな食感と相まって舌の上で静かに溶けていく。

あえて最後に添えられた一つまみの塩が、スイーツ全体の甘みを引き立てる仕上げとして機能。こちらもドリンク付きで1,320円(税込)。

抹茶ブランド「NEKOHAMA」とは何者か?


NEKOHAMAは2017年、ロサンゼルスで誕生したオーガニック抹茶ブランド。創業者は日本のルーツを持つMax Andoとその妻・Sanne Vloet、親友のJason Gorskieのトリオ。現代的でありながらも儀式的な抹茶の価値観を受け継ぎ、“Matcha as a lifestyle”を体現するブランドとして注目を集めている。

産地は九州、栽培は無農薬、収穫後6ヶ月以内の鮮度にこだわるストイックさ。最高級A1グレード(40g/7,000円)は、現在日本国内ではbe my flora kitchenでのみ購入可。商品ページはこちら

アフタヌーンティーで、抹茶の余韻を深める


be my flora kitchenではこの2種のスイーツを含むアフタヌーンティーも展開。セイボリーには発芽玄米もち入りの雑煮や、昆布佃煮のミニおむすびなど、想像の斜め上を行く創作和メニューが並ぶ。

2部制(14:00〜/16:30〜)で、平日3,630円、土日祝は4,290円(全て税込・ドリンク飲み放題)。完全予約制なので、来店前に予約ページをチェックしてみてほしい。

店舗情報とアクセス

be my flora kitchen

  • 所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-14 AK神宮前1F
  • 営業時間:11:00〜19:00(L.O.18:00)
  • アクセス:表参道駅A2出口・外苑前駅2a出口から徒歩7分
  • 電話:03-6438-9490
  • 公式Instagram / 公式サイト

NEKOHAMAファウンダーたちのライフスタイルや哲学に触れたい人は、公式Instagramも要チェック。

心をうるおす、抹茶という選択肢

NEKOHAMAの抹茶に共鳴し、それを料理に昇華したbe my flora kitchen。両者の結晶は、“ただ甘い”を超えた時間をもたらしてくれる。身体にやさしく、心に響く——そんなスイーツが今、求められているのかもしれない。あなたの午後に、小さな革命をひとさじ。

この記事を書いた人

J.S.A Wine Expert / Sake Diploma。酒の香りにとことん弱い。都市とローカルを往復しながら、その土地の一杯に耳をすませている。これまでに開催したワイン会・日本酒会では、のべ5000人以上に酒を注いできた。抹茶の世界にも、静かに足を踏み入れはじめたところ。飲んだ先に広がる世界を求めて、今日も一杯、のち一文。

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