日本酒

【西京焼きと合う日本酒】「銀の傳」|京都一の傳×招德酒造、父の日に贈るペアリングギフト

晩酌に“西京焼き×日本酒”という最上の一膳を


京都の老舗「京都一の傳」が、創業90年の節目に合わせて新たに開発したのは、“西京焼きのための日本酒”というコンセプト酒「銀の傳(ぎんのつたえ)」。

協力したのは、伏見の名門「招德酒造」。伝統の技“もち四段仕込”で、蔵みその甘みに調和するほんのりと甘口の純米吟醸酒を仕上げた。

2025年5月22日から父の日に向け、銀だらの「焼き蔵みそ漬」と合わせた2種の晩酌セット「花宴(かえん)」「宵月(よいづき)」として、公式オンラインショップ限定で販売開始。

商品ラインナップ:2種の晩酌セット

花宴(かえん)|上質な酒と肴で語らう宵

  • 銀の傳(720ml)
  • 銀だら 焼き蔵みそ漬 ×3切
  • 香熟クリームチーズ2種(蔵みそ/たまり醤油)
  • 価格:7,490円(税込)

芳醇な甘さととろける脂が魅力の銀だらに加え、じっくり熟成された2種のクリームチーズが“甘旨”の世界を広げる。

宵月(よいづき)|手軽に満たす贅沢な宵ごはん

  • 銀の傳(720ml)
  • 銀だら 焼き蔵みそ漬
  • 炙り銀だらの煮付け
  • 炙りさばと茄子の味噌煮
  • ゆず風味からし明太子
  • 価格:7,700円(税込)

すべて電子レンジ対応で、手間なく楽しめる本格和惣菜が揃った、父の日の食卓にふさわしい一膳。

「銀の傳」— 魚の旨みを引き立てる、やさしい日本酒


西京焼きに合わせて開発されたこの日本酒は、京都の蔵元・招德酒造ならではの視点と技術に裏打ちされている。「もち四段仕込」という伝統製法を採用し、酒に奥行きとやわらかな甘みを加えることで、西京味噌の芳醇な風味と絶妙に調和するよう設計された。

そもそも「マリアージュ」という概念が一般に定着していなかった日本酒において、“料理に積極的に寄り添う酒”という価値観は新しい。単に「魚に合う」ではなく、“この料理に、この地域のこの酒を”というテロワール的な考え方の萌芽が見える。ペアリング文化の深化という観点からも、話題性の高い一本と言える。

実際、銀だら 焼き蔵みそ漬との組み合わせでは、口中で一体化するような味の重なりがあり、互いの旨味と甘味が引き立ちあう。しっかりと主張する酒でありながら、料理の邪魔をせずに寄り添う設計は、まさに専用設計だからこその完成度だ。

  • 製造元:招德酒造(京都伏見)
  • 原料米:京都府産米100%
  • 精米歩合:60%
  • アルコール度:15度
  • 味わい:ほんのり甘口、まろやか
  • 推奨温度帯:常温・ぬる燗◎、冷酒・熱燗〇

贈り物としての美しさにもこだわり

セットはすべて、青海波文様と箔押しが印象的なオリジナルギフトパッケージ入り。扇状の波模様は“末広がりの幸福”を意味し、父の日の贈り物や季節の挨拶にも最適。

「銀の傳」は店舗でも体験可能


京都一の傳 本店(京都・錦市場そば)では、「銀の傳」をグラス(90ml/800円)で提供。京懐石とともに、蔵みそ漬との究極のペアリング体験ができる。

この記事を書いた人

J.S.A Wine Expert / Sake Diploma。酒の香りにとことん弱い。都市とローカルを往復しながら、その土地の一杯に耳をすませている。これまでに開催したワイン会・日本酒会では、のべ5000人以上に酒を注いできた。抹茶の世界にも、静かに足を踏み入れはじめたところ。飲んだ先に広がる世界を求めて、今日も一杯、のち一文。

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